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ドラマデイズ (吉野万理子BLOG)

日常のなかで“ドラマ”を感じた小さい出来事や仕事のことや……つらつらと綴っています。ちなみに、万理子の理は理科の理、です。90%の確率で間違われるので(^^ゞ

ドラマに登場する戦争遺跡の話

こんにちは。

前回のブログの記事でご紹介した、『遙かな旅 蝶の道』、聴いてくださったみなさま、ありがとうございました。
このオーディオドラマは、前回書いたように「アサギマダラ」がキーワードになりますが、それだけではなく、戦争遺跡をめぐる物語だったのでした。

ちょうど今日は終戦の日。

ドラマに登場した戦跡、実際に訪ねたので、ご紹介しますね。


物語に登場した順に、まずは長野県・真慶寺。

神奈川県・川崎にあった、陸軍登戸研究所が疎開してきて、ここに本部を置きました。
この研究所は、毒ガスや細菌兵器を開発してきた機関です。
隣の駒ケ根市でも、終戦まで武器を作り続けたのでした。

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続いて、奈良県・生駒山。
山頂の遊園地の飛行塔というアトラクションは、現存する日本で最も古い遊具です。
戦時中は、見張り台として軍事利用されたため、取り壊しにならなかったのでした。

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そこから1キロほど離れたところにある、航空灯台跡地。
もともと民間の航空機のために造られた施設が、戦時中は、飛行機に乗る若者を育てるための鍛錬の場となり……
戦後、用途を変えて残っていましたが、数年前、静かに取り壊しになったそうです。

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最後は、鹿児島県・加計呂麻島。

特攻艇「震洋」の基地です。
ボートごと、船に体当たりする特攻艇。
1945年8月15日目前、まさに出撃命令を受けるタイミングで、終戦となったのでした。
すべては紙一重だったのです。

今は公園になっており、レプリカの特攻艇がひっそりと、、、

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各地に残る戦争遺跡は、少しずつ、忘れられ、消えていこうとしています。
どうかそれを記憶にとどめ、残して、未来に伝えていきたい――

そんな想いを込めたドラマです☆

NHKのドラマは、時代考証の方が脚本を確認してくださるので、とても心強いのでした♪

19日の正午まで、聴き逃し配信をやっていますので、お知らせしておきますね。

『遙かな旅 蝶の道』聴き逃し配信 NHKホームページ (←クリック)

==

……来月はいよいよ新刊発売となります!!!
今、装丁のデザインが上がってきて、わくわくしているところです☆

近々ご報告しますね☆
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ラジオドラマ 『遙かな旅 蝶の道』

こんにちは!
毎日蒸し暑いですね。
今回、早めに更新するつもりが、結局月末になってしまいました……(汗)

新作のラジオドラマが、8月に放送されます!

『遙かな旅 蝶の道』

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同じドラマですが、放送は2回ありまして。

NHK FMシアターにて、特集オーディオドラマとして―

2019年8月10日(土) 午後10時~午後11時(全1回・60分)
※こちらは60分完全版です。


その2日前に、ラジオ第一の終戦の日特集の1つとして―

8月8日(木)午後10時5分~午後10時55分(全1回・50分)
※こちらは10分圧縮版です

アサギマダラという蝶を追いかけて、25歳のヒロインが南西に向かって、バイクで疾走する物語。

素敵なキャストの皆さんのおかげで、軽やかでありながら深い作品に仕上がっています。

【出演者】 (敬称略)
吉本実憂 瀬川亮 須藤理彩 MEGUMI
福井裕子 岡野一平 谷川清美 木下政治
新上貴美 大橋吾郎

音楽は、前作に続き、谷川賢作さんに作っていただきました☆
ボサノヴァのメロディが、作品世界に、絶妙に溶け込んでいます。


アサギマダラは、春は南(奄美大島、沖縄、台湾)から、北(東北、北海道)へ向かい、
秋は逆に、北から南へはるか1000キロも旅する蝶です。

ここ数年、ずっと憧れていたのですが、この脚本執筆にあたり、実際に見ることができました!

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大分の姫島という、アサギマダラの飛来で有名な島です。
毎年、行きたいなぁと思いながら、姫島のホームページで蝶の飛来数をチェックしていたわたしとしては、ほんと、やっと出会えた!!!という感じ。
ヒロインは果たして、蝶に出会えるのか、どんなルートを旅するのか、なぜこんな旅をするのか(ある哀しい理由が)……
さらに、各地で彼女が取材する第二次世界大戦の戦跡も登場します。
みなさんは、こういう場所をご存知だったでしょうか?

ぜひじっくり聴いてみていただけたら幸いです☆

『遙かな旅 蝶の道』 ⇒ 詳細はコチラ (NHKホームページ)


なお、ちょうど1年前に放送された『73年前の紙風船』も、終戦の日が近いということで、再放送されます!

NHK ラジオ第一
8月7日(水)午後10時05分~午後10時55分(全1回・50分)

『73年前の紙風船』 ⇒詳細は コチラ (NHKホームページ)

理事。。。

こんにちは。
紫陽花がきれいな季節になりましたね。
この時期、毎年1度は、道路をうろうろしている大きなカタツムリをクシャッと踏んでしまうんです。。
あれ、申し訳なさ過ぎて、トラウマになります。
地面をしっかり見て歩こう……。

さて、今回はご報告です。
突然のご指名で、このたびJBBY(日本国際児童図書評議会)の理事に任命されました、、、(汗)

どういう団体かというと、、、
国際アンデルセン賞を選定しているのがIBBY(国際児童図書評議会=International Board on Books for Young People)なのですが、その日本支部です。
独自の活動も展開していて、日本と海外の児童文学をつなぐ役割を担っている、というとわかりやすいでしょうか??

就任あいさつで、「プロ野球依存症です」とか言っているわたしがどの程度お役にたてるのか、まったく謎ですが、その挨拶に対して「大相撲もでしょ!」「虫もでしょ!」と合いの手を入れてくださる優しい方々と一緒なので、何かできることを探せればと思います☆

うちの庭にも紫陽花がたくさん咲いてますが、なぜかすべてガクアジサイです。

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来月は、ご報告することがどっさりありそうなので、早めに更新しますね(たぶん)

贈呈式

こんにちは!
一気に半袖の季節がやってきましたね。

今月はシナハンであちこち取材にでかけています。
来月頭までバタバタしている予定……

そんななか、昨日は日本児童文学者協会の文学賞贈呈式が都内で行われました。

実はわたしは、新人賞の選考委員だったのでした。
他の4名のみなさまと、たくさん議論して、決定したのがこちらの方々。

『ピアノをきかせて』の小俣麦穂さん。
『あさって町のフミオくん』の昼田弥子さん。

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おめでとうございます。

選考過程で、他にもたくさんの素敵な作品を読ませてもらって、わたし自身、とても勉強になりました。
『日本児童文学』7,8月号に、短い選評が掲載されます。
エールを送りたい作品、もっともっとあったんですけど……紙面の都合で全部は書けず、すみません。

パーティーが終わった後は、今をときめく児童文学作家さんたちとお茶して帰りました。

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↑糖質制限ショートケーキというのがあったので、注文してみた

一般書の賞でデビューしたので、児童文学については外様感があったんですけど、仲良くしてくれる作家さんも増えて居心地よく、ショートケーキも美味しかったのでした。

書評


こんにちは。
今年は桜の花を長く楽しめましたね。
プロ野球シーズンも既に開幕しており、編集者さんとの夜の打ち合わせは、試合のない月曜日にしていただいていることが多く……4月の平日の月曜日、全部埋まってます(笑)

さて、今月から「朝日中高生新聞」にて、たまに(正確には3カ月に1度)ブックレビューのコーナーを担当することになりました。

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第1回でご紹介したのは、この3冊。
コラムの一部分だけ、写真撮ってみました↓


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(以下、サブタイトル省略で)
『暗い夜、星を数えて』 (彩瀬まる) 
『僕が骨髄提供をした理由。』 (木下ほうか)
『そして、ぼくは旅に出た。』 (大竹英洋)

3冊ともエッセイ(ノンフィクション)です。
エッセイ大好きなんですよねー。

どの本も、とても読み応えあります。
4月から新しい出会いなどを体験している学生にオススメしていますが、大人の皆さまもぜひ。

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プロフィール

Mariko YOSHINO

Author:Mariko YOSHINO
吉野万理子のブログです。

※教育関係の著作権管理は、日本文藝家協会に委託しています。
 それ以外の著作権利用許諾に関しては、各版元へお願いします。

=単行本= ※発売順(上が最新)

49「イモムシ偏愛記」光文社
48「部長会議はじまります」朝日学生新聞社
47「はらぺこペンギンのぼうけん」講談社
46「昨日のぼくのパーツ」講談社
45「南西の風やや強く」あすなろ書房
44「忘霊トランクルーム」新潮社
43「おしごとのおはなし パイロットのたまご」講談社
42「青空トランペット」学研プラス
41「ライバル・オン・アイス3」講談社
40「ライバル・オン・アイス2」講談社
39「オレさすらいの転校生」理論社
38「ライバル・オン・アイス1」講談社
37「いい人ランキング」あすなろ書房
36「ロバのサイン会」光文社
35「虫ロボのぼうけん5 フンコロ牧場へGO!」理論社
34「ひみつの校庭」学研プラス
33「走れ! みらいのエースストライカー」講談社
32「虫ロボのぼうけん4 バッタとジャンプ大会!」理論社
31「赤の他人だったら、どんなによかったか。」講談社
30「空色バウムクーヘン」徳間書店
29「虫ロボのぼうけん3 スズメバチの城へ!」理論社
28「ジゼル」講談社
27「時速47メートルの疾走」講談社
26「虫ロボのぼうけん2 赤トンボとレース!」理論社
25「風船教室」金の星社
24「虫ロボのぼうけん カブトムシに土下座!?」理論社
23「100%ガールズ 3rd season」講談社
22「チームつばさ」学研プラス
21「100%ガールズ 2nd season」講談社
20「連れ猫」新潮社
19「恋愛映画は選ばない」実業之日本社
18「劇団6年2組」学研プラス
17「100%ガールズ」講談社
16「海岸通りポストカードカフェ」双葉社
15「チームみらい」学研プラス
14「想い出あずかります」新潮社
13「チームあかり」学研プラス
12「99通のラブレター」PHP研究所
11「チームひとり」学研プラス
10「シネマガール」角川書店
09「はじまりはオトコトモダチ」メディアファクトリー
08「チームあした」学研プラス
07「今夜も残業エキストラ」PHP研究所 (※「エキストラ!」文庫化時に改題)
06「乙女部部長」メディアファクトリー
05「チームふたり」学研プラス
04「ROUTE134」講談社
03「ドラマデイズ」角川書店
02「雨のち晴れ、ところにより虹」新潮社
01「秋の大三角」新潮社

=連載=

☆小説「トリカブトの残り香(忘霊トランクルーム2)」
(yomyom)

☆エッセイ 「テレビらぶ日記」 
 (東京スポーツ スマホサイト「東スポ芸能」)

=アンソロジー=

「本当にあった? 恐怖のお話 魔」 PHP研究所
「古典から生まれた新しい物語」 偕成社
「あなたのとなりにある不思議」 ポプラ社
「あまからすっぱい物語」 小学館
「ハピネス」 講談社
「本屋さんのアンソロジー」 光文社
「あのころの、」 実業之日本社
「好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。」 メディアファクトリー

=脚本=

「73年前の紙風船」 NHK-FM
「青い羽ねむる」 NHK-FM
「恋愛映画は選ばない」 NHK-FM
「想い出あずかります」 NHK-FM
「仔犬のワルツ」 日本テレビ